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副流煙が原因でペットの咳が止まらない?

2020年04月13日

副流煙とはタバコに火をつけた時に外側から排出される煙のことです。
副流煙の問題というのは、タバコの害の一つであるニコチン以外にも有害物質が含まれているのですが吸っている側は吸い口にフィルターがあるのでニコチン以外の害が体に入る量は少ないです。
しかし、タバコに火をつけた時に外側から排出される煙にフィルターは存在しないので、そのタバコに火をつけた時に有害物質がすべて外に排出されることになります。
そのため吸っている人間よりも吸わない周りの人間に対して有害物質がそのまま吸引する受動喫煙という状態になります。
受動喫煙を放置すると、アトピーやがんの発症リスクといった重い病気が吸っている人間以上に悪影響を与えることが問題となっています。

ただ副流煙の問題は決して人間だけではなく、その空気自体が外なので例えば自宅にペットを飼っている人にも影響を与えてしまうことを忘れてはいけません。
ペットの多くは鼻呼吸をするためタバコの煙を吸いやすいといえます。

さらに人間よりも体の小さいペットは、その毒素の排出力は人間よりも落ちるため毒素が体にたまりやすいのです。
そのため副流煙で満たされている室内にいるペットの多くは、その煙によってのどや気道を攻撃されているので咳が止まりません。
そのままだとペットの肺が完全にやられてしまい肺炎になり命にかかわることにもなります。
本当にペットのことを思うのであれば、吸っている本人が室内で吸わずに外で吸うか、吸うこと自体をやめることが大事です。

ただ吸っているのが室内だった場合には、その室内の壁全体にニコチンといった有害物質が長い期間吸着しているのでペットにもよくないです。
そこで室内で長期間吸っていた時には、徹底的に自分のできる範囲でよいので温めたぞうきんと強い効能を持つ洗剤を使ってふき取ることが重要です。
そのうえで残ったタバコのにおいと洗浄に使った洗剤の影響を薄くするために、空気中の物質を吸着し無害化する空気清浄機を使って清潔にすることが大事になります。

アトピーやがんになる?鼻が短い犬は特に注意

ペットへのタバコから発する副流煙の受動喫煙被害は先に述べたとおりですが、その中でも特に注意したいのが近年交配によって種類が増えている鼻が短い犬です。
そのわけは鼻の役割にあるのですが、鼻は空気中に含まれている有害物質を繊毛で受け止めて排出し常にきれいな状態に近い空気を取り込みます。

キーワードはこの繊毛であり、鼻が正常であればその分繊毛の数も多いので排出量も増えるのです。
しかし交配によって鼻が短くされた犬種の場合、この鼻が短いことによって繊毛の数も必然的に少なくなります。
繊毛の数が少なくなれば、その分だけ排出量が落ちるため副流煙による受動喫煙の影響は鼻が長い犬種とは比べ物にならないほどに大きくそれを吸い込めば悪影響は避けられないです。

一番多い被害がアトピーであり、鼻の繊毛の効果を受けずに体の中に侵入した毒成分が体の中に入り皮膚の組織を攻撃することで炎症を起こし犬が我慢できないかゆみと発疹と赤みを帯びた皮膚の炎症を引き起こします。
さらに煙が直接肺に入り込むことによって、肺の組織を侵すことで肺炎に近い状態になり咳が止まらなくなります。
さらに受動喫煙による外で一番大きいのががんです。
煙の中には有害物質があり、その多くは肉体の組織を攻撃して変容させてしまうことが研究でわかっています。

その影響が受動喫煙で体の中に常に取り込まれれば、肺炎から肺の組織が変容し肺がんとなったり皮膚に付着すれば皮膚がんの発症リスクを大幅に引き上げてしまいます。
喫煙者にとってタバコはいきがいであることは理解できますが、やはり周りの人間やペットのことを考えて対策をすることも念頭に置く必要があるのです。
そのためにも空気清浄機の稼働や部屋の拭き掃除など毎日欠かさずに行うことがエチケットであるといえます。